202210/7FRI
貼り箱や化粧箱を製作ようと考える時に、デザインと一緒に必ず考えるのが「色」かと思います。
文房具・お菓子・またはアクセサリーなど内容物で色が変わるのはもちろん、同じ品目でも色を変えることによって与える印象は大きく変わります。
本日は各色が持っている特徴をご紹介します。ぜひ貼り箱、化粧箱製作時のご参考にしていただければと思います。
色の特徴説明「赤(RED)」
太陽や炎など、活発で「熱」をイメージされる赤色。
生命力や力強さ、生命力を表す色で気持ちが高ぶる色でもあるので、前面に押し出す色とも言えます。
パワーを感じさせるアクティブな色なので、落ち着きを与える商品には不向きです。
色の特徴説明「青(BLUE)」
爽やかさや冷静など、静的なイメージを持つ青色
静かなイメージや冷静さといった、静的なイメージを持つ色です。落ち着きを与える色と言われています。
青の深みによっては重い色になるので、冷たいイメージを与える場合もあります。
色の特徴説明「黄(YELLOW)」
最も目立つ鮮やかな黄色
活動的なプラスイメージを連想させる色です。黄色は光の屈折率が小さいため、人の目には膨張し大きく見えます。逆に最も沈んで見える黒と組み合わせることでさらに視認性を高め、標識や遮断機、道路工事のユニホームなどにも使用されています。
色の特徴説明「緑(GREEN)」
安らぎと落ち着きを与える緑色
木々や草等の自然を連想させ、安らぎや落ち着きをイメージさせる色です。緑を見ることで目や頭が静る効果もあると言われています。調和やバランスをイメージさせるには最適の色です。
色の特徴説明「紫(PURPLE)」
気品高く神秘的な紫色
昔は紫の染料が貴重で高価なものでもあった為、高貴さや神秘的、幻想的などのイメージがある色です。しかし他色とのバランスも考えて使用しないと、落ち着きの無くなる色でもあります。
ドン★パッケージの化粧箱製作・パッケージ製作はジュエリー貼り箱やアクセサリー貼り箱、お菓子貼り箱等用途に合わせた箱の提案をデザインからご提案致します。
オーダー以外にも安価なセミオーダー箱依頼も可能。箱の種類によってはセミオーダーでも好きな色をお選びいただけます。
化粧箱製作・パッケージ製作のことなら何でもお気軽にご相談ください。
【パッケージ制作について詳しくはこちら。】
20229/29THU
印刷データを正しく作って、製作後のトラブルを無くしましょう!
イラストレーターやフォトショップ、pdfなど印刷データにはさまざまな種類があります。入稿データは変わっても、変わらない印刷データ製作時の取り決めは多数あります!
本日は印刷データ製作時の注意点についてご説明致します。
印刷できる高解像度の画像が使用されているか確認する
一般的なパソコンのモニタ上で表現される画像は「72dpi」です。
印刷で使用推奨画像は「350dpi~」なので、低解像度の画像を使用していた場合、画面上ではキレイに見えていたのに印刷されると荒い仕上りになったという問題が起こります。
印刷データは高解像度の画像が使用されているかチェックして入稿しましょう。
データには必ず[トンボ]を付ける
よく印刷データの角に2本ずつ、ガイドのような線が入っているのをみたことがあると思います。
印刷時にはそのトンボを元にカットするので、印刷データには必ず必要になるデータです。
トンボデータを付けなくても印刷出来ますが、印刷業者が経験で付ける場合がほとんどなので意図しない場所でカットされる場合もあります。
思ったイメージと違う印刷物を出さないためにも、トンボは必ず付けるようにしましょう。
印刷データは仕上りよりも上下左右3mmずつ大きく作る[塗り足しを付ける]
「背景に画像や色を置いている場合、例えばA4データをそのままA4サイズで作ると、印刷が仕上がった時に縁に白い線が入っていることがあります。
印刷は最後に必ず「断裁」してサイズを整えるため、データをキッチリ作ってしまうと断裁時にズレた場合、ズレた分だけ白線が縁に入ってしまいます。
そうならないためにも、例えばA4なら210×297mmに上下左右3mmずつ追加した216×303mmのデータを作成しましょう。
イラストレーターデータの文字は全てアウトラインをかける
フォントに対して十分な知識がありデータ入稿に長けている場合を除き、印刷時には文字を全てアウトライン化させましょう。
データやレイヤーがロックされていてのアウトライン漏れが無いかのチェックも十分行いましょう。
イラストレーターのフィルタ機能は極力使わない
「オブジェクトに影をつける」「イラストレーター上で半透明や乗算等の画像処理をする」これらイラストレーターの特殊機能は、印刷時にエラーを起こす(半透明部分が真っ黒で印刷される)可能性があります。影や半透明部分はPhotoshopで表現する等印刷データとして入稿する場合、極力イラストレーターのフィルタ機能は使わないようにしましょう。
画像は全て埋め込むか、同フォルダ中に入れてデータ入稿する
イラストレーターやpdfデータに画像を使用している場合、画像は埋め込んで入稿するのが一番安全です。もしデータ容量が大きくなりすぎて画像埋め込みが出来ない場合は、同一階層(同じフォルダ中)にリンクされている画像を全て入れ、リンク切れを起こさないようにしましょう。
上記以外にも、作成する印刷物によって(特に化粧箱等)注意点は変わる場合が多くあります。
「ドン★パッケージ」では入稿されたデータは全てチェックし、印刷時に不具合が出そうなデータである場合は常にご連絡を入れさせて頂きます。
印刷データ製作のことで何か不明な点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
20229/22THU
用途によって意外と種類豊富な圧縮ファイル形式。様々なデータ圧縮ファイルの名称と特長をご紹介します。
ひと昔前なら10MBを超えるようなデータはCDやDVD、またMOディスク等に入れて送るのが普通でした。
そんな時に大活躍したのがファイル圧縮技術。「zip」や「sit」という拡張子の付いたデータを見た事があるかと思います。
圧縮ファイルは解凍することができれば「通常の生データを送るより破損が少ない」「データ容量を大幅に圧縮することができる」等メリットがたくさん!本日は様々なデータ圧縮ファイルの名称と特長をご紹介します。
ZIPファイル(拡張子.zip)
アメリカや日本で一般的な圧縮形式です。
WindowsでもMacでも広く使われ、一番知られている圧縮形式になります。最近ではパソコンでフォルダを右kクリックして「ファイルを圧縮」とすると、自然にこの形式に圧縮される場合も多くあります。
とにかく圧縮ファイル=zipといっても過言ではないので、覚えておいて損はないファイル形式と言えます。
LZHファイル(拡張子.lzh)
日本で規格された圧縮形式のデータファイルです。ゾウの可愛いアイコンが目印ですが、主にMacで使われているデータ形式なので一般的なファイルとは言えないかもしれません。
通常の解凍ソフトで開くことができるので、使いやすい圧縮データファイルです。
SITファイル(拡張子.sit)
昔はMacでの一番標準な圧縮形式として使用されていました。今でもMacでは主流な圧縮形式ですが、Windowsとの互換性に若干の問題がある場合もあります。
新しいWindowsでは問題ないのですが、Macを使っていてWindowsにデータを渡す場合はzipファイルのほうが安心です。
RARファイル(拡張子.rar)
ヨーロッパで一般的な圧縮形式です。
WindowsでもMacでも、解凍するソフトはたくさんあり簡単ですが、rarデータヘ圧縮変換するには専用ソフトが必要な場合があります。
自己解凍型圧縮ファイル(Windows:.exe / Mac:.sea等)
Windowsのexeファイルも、Macのsitファイルもアプリケーションの圧縮ファイルとしてよく使われています。
ウイルス攻撃時の圧縮形式としても使用されているので、メール等で添付されてきた場合は注意が必要です。送り先に心当たりがあっても、解凍する前には送り先に直接確認するぐらいの危機感が必要です。
exeはほぼWindowsのみ、seaはほぼMac上のみでしか認識しない形式ですので、Windowsパソコンにseaデータを送ったりMacパソコンにexeファイルを送ってもほとんど見れないファイルになります。
データ圧縮ファイルについて一部ではありますがご紹介させて頂きました。入稿時のデータ等で何か分からないことがあればお気軽に問い合わせください。